燕浮上のカギ握る新顔・内川と村上の〝相乗効果〟

2021年02月03日 05時15分

ノックを受ける内川

 新顔が早くもチームを盛り上げている。昨年ソフトバンクを戦力外となり、今年からヤクルトに加入した内川聖一内野手(38)のことだ。キャンプ2日目の2日には、野手の練習前の円陣で〝声出し〟を任されると「元気ですか!」とナインにアントニオ猪木流の声掛け。他の選手が「オー!」と応じると内川は「1、2、3、ダー!」「優勝ダー!」と叫び、チームを明るいムードにした。

 それだけではない。キャンプ初日の1日には村上宗隆内野手(21)を自らの〝ヤクルト教育係〟に指名。村上からは「何でも聞いてください」と言われ、にんまりとしていた。

 キャンプ2日間でチームに新しい風を吹き込んだ内川には「村上との相乗効果」を期待する声も多い。昨季こそ一軍出場はなかったものの、プロ20年で2171安打と希代のヒットメーカー。また、2016年から4年連続で内川と自主トレを行った鈴木誠(広島)は今や日本の4番を務めている。

 内川は村上について「僕があの年齢の時、ああいう打撃ができていたらもっと安打を打ってたと思う。あの年齢であれぐらい堂々と野球ができるのは素晴らしいこと」と絶賛。一方の村上も、王者・ソフトバンクで4番の経験を持つ内川に「強いチームでレギュラー張られてましたし、強いチームのあり方がすごく気になる。僕もチームを優勝させたい。聞けることは聞いていろんなことを吸収して成長したいなと思います」と心を寄せる。

 内川は大分、村上は熊本と同じ九州出身。さらに村上は内川の横浜(現DeNA)時代の恩師にあたる杉村コーチの指導も入団時から受けている。2人の相乗効果が2年連続最下位に沈むチームの浮上のカギとなりそうだ。

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