「王ホークスの歴史、まとめる!」ソフトバンク・城島氏が一大事業に着手

2021年02月03日 06時15分

ソフトバンクの宮崎キャンプに帯同している城島会長付特別アドバイザー

 フロント2年目を迎えたソフトバンクの城島健司会長付特別アドバイザー(44)が、2日にキャンプ地の宮崎で今後の任務として「王ホークスの歴史」の〝編さん〟に携わっていくことを宣言した。

 昨季、球界復帰1年目を過ごし、この先もチームが常勝を継続させていくためには現在の取り組みを形として後世に残していくことが重要だと感じたという。

「王会長が築き上げたホークスをみんなが引き継いでいる。どういうふうにホークスが強くなってきたのか。選手に対してどういう育成方法をしてきたのか。10年後20年後の人たちが形として見えるものを残さないといけない」

 その上で「この球団はダイエーホークスになって歴史が浅く、そのほとんどを王さんが弱い時代からつくってきた。王さんの考え方だったり、王さんが残してきたもの、王さんの野球に対する考えをマニュアル化したいとずっと思っていた。それがより昨年より強いものになるということです」と続けた。

 現在、チームには好循環が生まれている。そもそもの根底にあるのが当初は弱かったチームに〝勝ちの意識〟を植えつけた王球団会長のイズムでもある。そこから発展して生まれた取り組みの数々が昨今の成功につながっている。それらを球団の財産として集約していく。ひいては王イズムを未来へ伝承していくことにもなるというわけだ。

 城島アドバイザーだからこその熱い思いでもあるだろう。「城島は弱かったチームが強くなっていく過程を見てきている。メジャーや阪神に行ったり、野球から一時離れたりと、外からウチの球団を見た経験もある。だからこそ感じるところもあるのだろう。すごくチームへの思いが伝わってきてうれしくなるし、やはりフロントとして優れていると感じる」(球団関係者)との声も出た。

 常勝ホークスを未来につなげる。真面目な表情から一転「なんかオレ、大学教授みたいな話してる?」と冗談めかした城島アドバイザー。もちろん、至って本気だ。

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