グリエル加入で事態一変…高田GMが「ノリ二軍幽閉」を示唆

2014年05月21日 16時00分

このまま一軍復帰が消滅しそうなノリ

 中畑DeNAが交流戦初戦となった20日の楽天戦(コボスタ)に3―2で快勝した。4番のブランコが左太もも肉離れから復活のマルチ安打。先発の久保が6回2失点と粘れば、1点のリードを大原、ソーサ、三上の勝利の方程式で逃げ切りに成功した。

 試合後の中畑監督は「ナイスゲーム!」と大喜び。交流戦初戦勝利は横浜時代から数えて8年ぶりとあって「そういう記録は消していかないと」と満面の笑みを浮かべた。

 その一方、采配批判で7日に二軍へ懲罰降格となった中村紀洋内野手(40)の存在感はなくなりつつある。8日に中村と会談した際、最短10日間での再昇格をほのめかせた高田繁GMは、本紙の直撃に「中村には10日間で戻すとは言っていない。ケガもしていないんだから、試合には出て調整しろとは言った。だけど本人が右ヒジが痛いとか言って試合に出ていない。試合に出て結果を出せば二軍首脳が推薦してくる。それを受けて上に戻すことになる。ただブランコも戻ってきたし新しい選手(グリエル)も来る。前(会談時)とは状況が違っている」とバッサリ。一転して“二軍幽閉”の可能性を示唆したのだ。

 6月に合流するグリエルについては、池田球団社長自らキューバへ行くなど球団総出で歓迎ムード。DeNA関係者も「グリエルへの期待でチーム内のムードは明るい。ブランコも戻ってきてさらにグリエルが加わるわけですから」と話すなど、中村の存在自体、チーム内では忘れられている様子。とはいえ、約束をほごにされた格好の中村が、このまま黙って二軍で飼い殺されるとも思えない。何やらもうひと波乱ありそうな雲行きだ。