中日・根尾「1番こそが勝利」京田に挑戦状で〝優等生発言〟が消えた!

2021年01月30日 05時15分

根尾は〝1番〟になる決意を胸に沖縄入り

 2位じゃダメなんです――。レギュラー定着を目指す中日・根尾昂内野手(20)が不退転の決意だ。オフは今季の目標を聞かれるたび「遊撃のレギュラーを取ること」と何度も宣言。デビューイヤーから4年連続で遊撃手として規定打席に到達している先輩の京田陽太内野手(26)への対抗心をメラメラと燃やし続けている。

 レギュラー争いの行方を大きく左右する春季キャンプに向け、29日に沖縄入り。2番ではなく1番を目指す重要性について問われた根尾は「1番こそが勝利だと思う。それ以外は負けだと思うからです」と強気に言い切った。

 これまで数々の優等生発言が注目されてきた。そんな生真面目男の大変身ぶりに、チーム関係者は「甲子園で春夏連覇を成し遂げて鳴り物入りで入団しながら、この2年間は根尾にとって不本意だったと思う。もう同じ失敗は繰り返せない。強気な発言はあえて自身にプレッシャーをかけるためでしょう。根尾が今年にかける意気込みは半端ではない」と指摘する。

 京田に勝つため、キャンプやオープン戦を通じて首脳陣に何をアピールするのか? 根尾はよどみなく言う。

「まずは打率を上げること。そのために、打撃ではベース上に対するコンタクトできる確率を上げること。そしてヒットの本数を上げる。出塁率を上げる。守備では脚をしっかり利用してボールに対して入っていくこと。そして一定のラインで捕球してボールのリリースを早くしたい。オープン戦を含め、実戦では結果を求めていきたい。打撃では単打、二塁打を増やす。守備では打者の打ち損じた凡打を確実にアウトにして併殺を増やす。走塁では先の塁を狙って得点を増やす」

 かつて蓮舫参院議員は「2位じゃダメなんでしょうか?」と発言して大きな話題となったが、根尾にとって「2位」は敗北を意味する。京田に挑戦状を叩きつけた覚悟は本物だ。