巨人の新人合同自主トレが29日、打ち上げとなった。春季キャンプ一軍スタートが決まっているドラフト1位・平内龍太投手(22=亜大)と同4位・伊藤優輔投手(24=三菱パワー)がそれぞれ思いを語った。

 この日、川崎市内のジャイアンツ球場で合同自主トレの全日程が終了。185センチの長身から最速156キロの直球を繰り出す平内は「この新人合同自主トレ期間中、キャンプに向けて調整を続けてきました。栄養講習や身だしなみ講習で社会人の基礎も学べました。状態は良いので、キャンプ初日からアピールできるように頑張っていきたいです」と目を輝かせた。

 また昨年11月の都市対抗で自己最速の156キロをマークした伊藤も「新人合同自主トレ期間中、順調にメニューを消化できたと思います。いろいろな講習も受けさせていただき、社会人として一層自覚が出ました。いよいよキャンプが始まりますが、良い緊張感を持ちながらレベルアップできるように、初日から頑張っていきたいです」と腕をぶした。

 ともに即戦力右腕として原監督ら首脳陣からの期待は大きい。新人で一軍メンバーに選ばれた両右腕が、先輩たちにもまれながらプロとして第一歩を踏み出す。