今年はローテーションを守り切る決意だ。ヤクルトの歳内宏明投手(28)が28日、神宮外苑で自主トレを行った。昨年はシーズン途中に独立リーグからヤクルトに加入。7試合に先発して1勝2敗、防御率4・28だった。

 まもなく2019年の阪神以来、2年ぶりにプロのキャンプを迎える。右腕は「自分の技術を上げていくこともそうだが、練習試合やオープン戦でアピールしていかないといけないと思う。そこに向けてしっかり準備していきたいな」と話した。

 21年の目標は先発ローテーションを確実に守ることだ。歳内は「今年は(シーズンの)最初からローテーションに入って、1年を通して一軍で投げ続けられるようにしたいなと思っています」と言い切り、表情を引き締めた。