オリックスの山岡泰輔投手(25)が27日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1500万円減の年俸8500万円でサイン。12球団で大トリの契約更改となった。山岡は「ケガをしたことがすべて。迷惑かけた分を取り返すのは難しいと思った」と受け止めた。

 2年連続の開幕投手を務めながら登板2戦目に左脇腹痛を発症し、約2か月間の戦線離脱。胃腸炎も重なって12試合の登板にとどまり、自己ワーストの4勝(5敗)と不本意な成績に終わった。オフは初めて代理人をつけ、年明けから広島で自主トレを続けた。コロナ禍もあって日程調整が難しく、加えて福良GMとチームについて意見交換していたことでさらに契約がずれ込んだという。

「チームとして勝ちグセをつけていくことが大事。ケガなく一年回りたい。全部一番になれるようにやっていきたい」とエースとして巻き返しを誓った。

(金額は推定)