広島・エルドレッド深刻 また4タコで野村監督休養示唆 

2014年05月15日 10時59分

4回、併殺打に倒れるエルドレッド

<広島3-4阪神(14日)>広島は14日(どらドラパーク米子)、終盤の追い上げも及ばず、阪神に3―4で敗れた。リリーフから先発に抜擢された小野が5回3失点と踏ん張ったが、打線が援護できなかった。中でも4番・エルドレッドはこの日も4打数無安打に終わるなど大ブレーキ。チームをけん引してきた助っ人主砲の状態の悪さは大いに気になる。16日からの巨人戦を前に打線のテコ入れが必要だ。

 

 頼みのエル砲が急ブレーキだ。初回、1点を先制し、なお一死二塁のチャンスで打席に入ったエルドレッドは力のない三ゴロに打ち取られる。2点を追う4回無死一塁では三ゴロ併殺打。第3、4打席は空振り三振と散々だった。

 

 エルドレッドは4月の月間MVPを獲得する活躍で快進撃の立役者となった。しかし10日、中日戦の第3打席で2ランを放ってから13打席連続で安打なし。13日の阪神戦では5打席連続三振という不名誉なプロ野球タイ記録をつくるなど重症だ。

 

 絶好調から急降下の主砲について、野村監督は「休養を取らせることも考えている」。状態が上向くまでスタメンから外すことを視野に入れていることを明らかにした。

 

 とはいえ、今の打線では誰をエルドレッドの代わりに4番にするかが大きな問題となる。この日は4回から7回までいずれも先頭打者が出塁しながらも拙攻で得点に結びつけることができなかった。8回に菊池の犠飛、9回にキラのソロアーチで反撃を試みたが及ばなかった。

 

 先発不足のため中継ぎから抜擢された小野は2回まで無失点だったが3回、大和にプロ初アーチとなる一発を浴び、4回にも2点を奪われ5回3失点で降板。

 

 それでも98球を投げ試合をつくったことを考えれば及第点といえる。その後はルーキー・西原が3イニングを零封。しかし9回に永川勝のアクシデントで緊急登板した中田がゴメスに適時二塁打を許した。

 

 2位・巨人も敗れたためゲーム差は「3」のまま、敵地・東京ドームでの首位攻防戦を迎える。交流戦前最後の正念場を乗り切るためにも“エルドレッド問題”を一刻も早く解決したいところだ。