巨人、DeNAにキューバ選手さらわれた落合GMに冷たい視線

2014年05月15日 11時00分

落合GMは“キューバ問題”にどんな対応を見せるか

 DeNAは13日、キューバ代表の主軸、ユリエスキ・グリエル内野手(29)の獲得を発表した。1年契約で総額1億円(推定)。背番号は10。ビザが取得できれば6月上旬にも来日する。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも3度出場し、キューバの国内リーグでは通算13シーズンで1087試合に出場し、打率3割3分3厘、235本塁打、934打点の成績を残したグリエルは「日本は有数のレベルの高いリーグなので、ずっとプレーしてみたいと思っていた」と球団を通じてコメントした。

 キューバからは巨人もフレデリク・セペダ外野手(34)を獲得したばかりだが、そんな中、低迷する中日で、落合博満GM(60)への風当たりが強くなり始めている。キューバといえば、2002年にオマール・リナレス内野手を電撃的に獲得した中日がパイオニア。その際には、年俸とは別にキューバの球場改装費用を中日が受け持ち、キューバを訪れて親善試合を行うなどのパイプを誇っていたはずなのに今回、巨人、DeNAにあっさり先を越されたからだ。

「GMはいったい何をしているのか。このまま大きな補強を何もしないで本当に優勝できると思っているんだろうか」と中日関係者。別の関係者も「巨人は今、2位の位置にいてアンダーソンやロペスがいながら、セペダまで補強したんだからね。ウチのGMの動きは遅すぎるよ」とバッサリだ。今後、落合GMはどんな動きを見せるか。日本球界のキューバブームとともに、こちらも注目を集めそうだ。