近鉄時代の恩師が中村紀に助言「トレード志願は絶対するな」

2014年05月10日 11時30分

近鉄時代の中村紀(右)と中尾コーチ

 監督批判により二軍へ懲罰降格となったDeNA・中村紀洋内野手(40)に対し、近鉄時代の恩師である中尾明生氏(61)は「今の状況では自重するしかない」と決して感情的にならないよう求めた。


 中尾氏は1995~2004年まで近鉄で内野守備走塁コーチを務めた。ドラフト4位で1992年に入団した中村の4年目から教育係を任せられた。コーチながら寮に住み込み、中村と生活をともにするなどその成長をもっとも近くで見守った。


 その中尾氏は今回の騒動の発端となった中村の走塁への注文について「走者一塁とかで長打が期待できる打者なら走者を動かさない場合もある」と前置きしながらも「監督から聞かれたのなら意見してもいいけど、そうでないのなら選手は采配に口を出すべきではない」と中村の勇み足と断言した。


 そのうえで「言ってしまったものはもう仕方がない。今できることは二軍でしっかり体をつくってまた一軍で使ってもらうしかない。契約があるわけだし、シーズン途中のトレード志願は絶対にやらない方がいい。球界は上の方ではつながっているし、トラブルを起こす選手と見られれば移籍先はもちろん、引退後のコーチの職もなくなる」とあくまでもDeNAで今季を過ごす道を勧めた。