常勝ソフトバンクの新スローガン「鷹く!」に王球団会長の〝哲学〟

2021年01月21日 18時50分

ソフトバンク・王球団会長
ソフトバンク・王球団会長

 ソフトバンクの工藤公康監督(57)が21日、ペイペイドームを訪れ、新スローガン「鷹く!」(たかく)をオンライン会見で発表した。

 最終候補の中から決定した指揮官は「ホークスは常にリーグ優勝、日本一を目指さないといけないチーム。9連覇、10連覇を成し遂げていかなくてはいけないチームだと思いますので。ホークスの鷹とみんなでレベルアップしていく『高く』という思いが、一つになったと思っていただければ」と解説した。

 昨年はチーム内の競争激化がチーム力の向上につながった。個人、個人がさらなる高みを目指していくことが、5連覇達成につながる。「現状維持というのは後退と同じ。より高いところを目指していかなくてはいけない」と力を込めた。

 これはチームに根付いてきている王球団会長の〝哲学〟でもある。かねて打撃に関し王会長は「ウナギと一緒でつかんだと思ってもすり抜けてしまう。毎年、変わっていかないといけないんだよ」と言い続け、最高の結果を残したシーズンでさえ変化すべきと強調。常にチームに向けても「もっと高く」と掲げてきた。

 この日、球場に姿を現した王会長は新スローガンについて「監督に聞いたよ」とニッコリ。「とにかく去年は終わったことだから。2021年どう勝っていくかだからね。去年はリーグ優勝、日本一の年だったけど、今年はスタートラインに横並びになる。良かった人も悪かった人も別の年になる。チーム内の競争も激しくなるから余計ね」と大きくうなずいた。

 工藤監督自身もリーグ優勝、日本一を果たしながらも、自らの意志でビッグネームの小久保ヘッドコーチを招へいして変化をつけた。5連覇イヤーへ。工藤ホークスがさらなる高みを目指す。