日本野球機構(NPB)とセ・パ12球団は19日、理事会と実行委員会を実施した。

 会議では宮崎県同様に複数球団のキャンプ地となっている沖縄県から2月1日スタートのキャンプにおいて無観客での実施要請を受けた場合には、要請に従っていく方針を確認。NPBの井原事務局長は会議後のオンライン会見で「沖縄県については今のところの話では宮崎県と同様の判断をすると聞いている。12球団の統一した見解としては、自治体の方針に従っていくというところは固めている。沖縄県のほうから無観客の要請が来たら、自治体の判断ということで尊重し、12球団として順守していくとうところの話をした」と説明した。

 沖縄県は新型コロナの感染が広がる中、玉城デニー知事が19日午後7時過ぎに新型コロナウイルスの感染拡大を受けて警戒レベルを第4段階(感染まん延期)に引き上げ、県独自の緊急事態宣言を発出。期間は20日から2月7日までとし、プロ野球のキャンプインと重なることになった。