中日 新セットアッパー・福谷のパンクが心配

2014年05月07日 16時00分

3連投の“新セットアッパー”福谷に周囲はヒヤヒヤだ

 延長12回に力尽きた中日・谷繁監督は「こういった競った試合を取っていかないとチームの力はついてこない。目の前の試合をしっかりやっていくしかない」と渋い表情を浮かべた。これで借金は今季最多の6。苦しい戦いが続く中、心配されているのが、8回から登板しプロ初の3連投となった2年目右腕・福谷浩司(23)の状態だ。

 

 昨季は9試合の登板にとどまったが、右ヒジ関節内側の側副靱帯損傷の浅尾に実戦復帰のメドが立っていないことと、その代役を任されてきた田島の不調(2日に二軍落ち)もあり、今季は19試合に登板。いまや欠かせないセットアッパーとなっているが「福谷にあまり無理はさせてほしくない。これでまた故障したらチームだって終わってしまう可能性もある」(チーム関係者)と登板過多が懸念されている。

 

 もともと福谷は学生時代から右内転筋の故障があった。昨季は6月に一軍初昇格したが、1か月後に不調で抹消され、そのまま二軍暮らし。その要因が2度あった2連投と見られ、古傷の不安も拭えなかった。

 

 友利投手コーチは「本当は大事に使っていきたいんだけどね…」と苦しい胸の内を吐露するが、台所事情が厳しいのも事実。福谷は「明日もしっかり投げられるよう準備するだけです」と意気込んでいるものの、将来は岩瀬に代わる守護神候補としても期待されている。その起用法をめぐって議論になりそうだ。