DeNA“5月反攻”のキーマンは加賀

2014年05月01日 11時00分

 4月は7勝18敗と大きく出遅れたDeNAだが、もちろんこのままで終わらせるつもりはない。“5月反攻”のキーマンとして期待されているのが、今日5月1日の中日戦(横浜)に先発する加賀だ。

 昨季までの救援から、今季は先発に転向。サイドスローから投げる最速148キロの直球には力があり、スライダー、シンカーの変化球は切れ味鋭い。先発枠入りは確実と言われながら右ヒジ痛のため出遅れ、やっとチームに合流。先発陣の役者が揃い、中畑監督は「いよいよという感じだな。期待しています」と話した。

 1か月以上遅れて“開幕”を迎える加賀は、ようやく巡ってきたチャンスに「まずは1イニング1イニングをしっかり投げたいと思います」と腕をぶした。

 加賀の復帰に加え、4月27日に育成選手から支配下登録されたばかりの万谷を一軍に昇格させる。万谷は最速145キロの直球が武器。獲得は育成枠だが、球団側は当初から即戦力候補とみていた。不振が続く中継ぎ陣の起爆剤として起用する方針。指揮官は「インコースをあれだけ攻められる投手はそういない。まずは結果を出してほしい」と期待を寄せた。

 黒羽根が離脱し手薄となった捕手陣は、3年目の西森で強化する。今日の試合では加賀とバッテリーを組む予定で、一軍では初の先発マスクとなる。若手に経験を積ませることで、チームの底上げを図る狙いもある。

 開幕前にはセ・リーグの台風の目になるとまで言われたが、投手陣の力不足と守備難に苦しみ、早くもドロ沼に沈みかけている。中畑監督はこれからも次々と“新機軸”を打ち出して、苦境から脱出する。