中日・大野雄が伸び悩む6年目・小笠原に英才教育! 重点項目は〝頭の使い方〟

2021年01月09日 05時15分

京都で自主トレした際の中日・大野雄(顔写真は小笠原)

 中日の大野雄大投手(32)が、伸び悩む6年目左腕の小笠原慎之介投手(23)に惜しげもなく〝沢村賞左腕イズム〟を伝授する。

 12日から沖縄自主トレへ出発する予定だが、2月1日のキャンプインまでみっちり「大野雄道場」で鍛え上げるという。一番大事なことは〝頭の使い方〟だ。「あんまり技術指導はしないと思う。投げ方は自分でしか分からないので。持っているものは間違いないと思う。考え方であったり、気持ちの持ち方とか、そういうのを伝えていければいい」と力説する。

 かつての大野雄も周囲から「いいものを持っているのにもったいない」と言われ続けてきた。それがついに昨季は2年連続で最優秀防御率、初の最多奪三振の2冠に加え、沢村賞にも輝き、いまや絶対エースとして君臨する存在にまでなった。

 それというのも昨季限りで引退した元エース・吉見の影響が大きい。現役時代は自主トレへ連れて行ってもらうなど、これまでもらった金言は宝物になっており、それを今後は大野雄は若手に伝授する立場となったことを自覚する。

 昨季1勝3敗、防御率7・11に終わった小笠原について「去年、僕がようけ完投した時とか、慎之介もファームで完投したりしていた。たぶん、それは僕の完投を見てすごく意識していたと思う。ファームで120球以上投げていたし、そういうのを見て僕も感じ取っていた。一軍でもそういうパフォーマンスができるようなアドバイスというか、持って行き方を2人で話し合いながらやりたい。半月ぐらいはずっと一緒にいるわけだから。気づいたことはいろいろ言おうと思うし、慎之介もいろいろ今年は聞いてくると思う。いい時間にしたい」と張り切っている。

 沢村賞左腕の金言で今季の小笠原がどんな飛躍を遂げるのか、今から楽しみだ。