さらに遊撃争い激化! 広島ドラ6・矢野雅哉は4年前から〝獲得予約〟していた強肩逸材

2021年01月04日 05時15分

下位指名ながら即戦力の期待がかかる広島・矢野
下位指名ながら即戦力の期待がかかる広島・矢野

 広島のドラフト6位・矢野雅哉内野手(21=亜大)の〝驚異の強肩〟に期待が高まっている。「結果を残してどれだけ一軍に定着できるか。必死に食らいついていきたい」と1年目からの開幕一軍、そして定位置奪取を狙う矢野だが、指名順位は6位ながら実は4年前から目を付けていた「逸材」だったという。

 担当の松本スカウトは「2017年の1月に亜大にあいさつに行ったとき、三遊間の一番深い所の打球を取って一塁にものすごい送球をしていた選手がいた。監督さんに『彼はいい選手ですね』と聞いたら『まだ入部前だよ』と言われ、それが矢野だった」と衝撃の出会いを明かす。当時からプロのスカウトをうならせるケタ違いの身体能力を持っており、その場で「4年後に指名させてもらいます!」と〝予約〟を入れていたというのだ。

 実際、矢野も自身の能力に奢ることなく鍛錬を積み、3年秋には東都大学リーグの首位打者を獲得するなど成長を見せ、本当に広島入りが実現した。抜群の身体能力の中でも矢野本人が「アウトにできないようなところからアウトにできる肩の強さはアピールできると思う」と言うように強肩が一番の武器。過去に菊池涼介内野手(30)を見いだした松本スカウトも「ホームから投げてバックスクリーンに当てることができる。そこまでの選手は今まで見たことない。肩の強さは菊池と同等かそれ以上かもしれない」と太鼓判を押す。

 遊撃のポジションには国内FA権を行使せず残留した田中広輔内野手(31)が君臨し、期待の小園海斗内野手(20)も控えるが、能力十分の矢野の加入で争いはし烈になりそうだ。