巨人・小林に“サラサラヘア特権”

2014年04月20日 11時00分

小林のサラサラヘア。顔がよければ後ろ髪が長くても紳士的に見えるから不思議だ

 ヤクルト戦で2戦4発と大暴れした阿部が首痛を再発させ、18日の中日戦(東京ドーム)は首痛で欠場。急きょ先発マスクをかぶることになったドラフト1位ルーキー・小林誠司捕手(24)が大活躍。打ってはプロ初打点となる先制打、守っては先発・杉内を今季初勝利に導いた。そんな小林は“特権”も得ようとしている。

 

 2回一死満塁のチャンスで回ってきた第1打席。中日・岡田から初球を右前にはじき返しプロ初打点をマークした。肝心の守備でも杉内、西村を巧みにリード。終盤にピンチを迎えたものの、最後までマスクをかぶりチームを勝利に導いた。「前回(先発マスクで)中日に負けていたので、なんとか勝ちたかった。杉内さんがいいボールを投げてくれた。さすが杉内さんという感じです」とさわやかな笑顔を見せた。

 

 原監督が「評価は変わりません。彼にないのは経験。今日はいい肥やしになったと思います」と話したように、小林は出場するたびに評価が上がり続けている。開幕前に指揮官が「これがジャイアンツフェース」と評した甘いマスクにサラサラヘアを持っていることもあり、球界の女性ファンの間でもその知名度は急上昇中だ。

 

 そんなルーキーをめぐっては、こんなことも起こった。開幕から1か月がたとうとしている最近、チーム内はちょっとした“散髪ブーム”。関係者に注意された山口がスッキリ短髪にしたのをはじめ、この日は大竹がサイドを短く刈り込んだヘアスタイルでグラウンドに姿を見せた。

 

 紳士の球団として「ヒゲ、長髪禁止」の厳正な規則があるため、ごく普通の流れではあるが、選手たちの頭髪に目を光らせる関係者の間で小林の髪形についてある議論が起こったという。

 

「サラサラヘアありきの小林ですから。『小林の短髪も見てみたいけど、言いにくいよね』という話になった」(チーム関係者)

 

 巨人では松井秀喜氏以来ともいわれるサラサラのセンター分け。決して長髪ではないが、周囲が「バッサリ切ってこい」とは言いづらいのも当然だ。小林によれば「何もしなくてもこうなんです。短くしても(センター分けの)分け目のクセが残っちゃう」。短髪にした場合、原監督お気に入りのジャイアンツフェースが台無しになる可能性は十分にある。それでは小林の良さを消してしまうことになりかねない。

 

 日本一奪回というパズルの1ピースになりつつある即戦力ルーキー。トレードマークとともに今後も活躍してくれそうだ。