井納&梶谷〝W獲り〟の次は外国人野手2選手獲得へ 巨人・編成トップが語る常勝軍団のビジョン

2020年12月19日 16時47分

巨人・大塚副代表

 編成トップがイメージする、常勝軍団のビジョンとは――。巨人が着々と来季に向けたチーム作りを進めている。これまで20人を戦力外に。一方、ドラフトでは育成選手12人を含む、計19人を指名し血の入れ替えを行うと、DeNAから井納、梶谷のFAダブル獲りに成功した。

 これで一段落かと思いきや、そうではない。「外国人はまだ決まってないですけど、(野手)2人と交渉してます」と語っていたのは、原辰徳監督(62)とともにチーム編成に携わる、大塚淳弘・執行役員球団副代表編成本部長(61)だ。

 固定できなかった一塁、左翼に強打の外国人を据え、打線に厚みを持たせる考えだが、そこにはもう一つの理由がある。「若いピッチャーが多いので打線を強化して。(例えば)日本シリーズも1点もやれないというと(投球も)窮屈になっちゃう。4、5点取れるという環境にすればピッチャーも思い切って攻められる。若いピッチャーも育てなきゃいけないのでね」。大きく若返った投手陣に経験と実績を積ませる意味合いもある。

 血の入れ替えは「育成と発掘の巨人」元年と位置付けているからだが、大塚副代表は「ただジャイアンツとして優勝しないといけない。そこでどうするか。発掘と育成、プラス補強というのは大事かなと。その中で競争して勝たなくちゃいけない」。〝育てながら勝つ〟という難題に正面から向き合ってこその方針だ。

「その中で若い選手も(競争して)勝ち上がっていけば。3年後、4年後には今年獲った平内(龍太投手=ドラフト1位)とか山崎(伊織投手=同2位)とかいますし、堀田(賢慎投手=19年ドラフト1位)といますけど、その辺が出てくれば常勝チームができるかなと」と同副代表はビジョンを描く。大胆にしてスピード感ある動きを見せる巨人のストーブ。目が離せない。