広島・菊池涼〝10割守備〟で8度目GG賞「飛んできてほしくないなと思う時も何試合かあった」

2020年12月18日 21時10分

今季は無失策だった広島・菊池涼(左上)

 第49回三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が18日、行われ、セ・リーグの二塁手部門で広島・菊池涼介内野手(30)が8年連続8度目の受賞を果たした。両リーグを通じて最多得票での選出を「出ている以上は取りたいと思っている賞。受賞の知らせを聞いてホッとしたというか、今年も取れて良かったなと思う」と喜んだ。

 プロ9年目の今季も〝異次元の守備〟は健在だった。10月15日の巨人戦(東京ドーム)で1993年に和田豊(阪神)が記録した二塁手のシーズン432連続守備機会無失策のセ・リーグ記録を更新すると、シーズン最後まで無失策を貫き二塁手としては史上初の守備率10割を達成した。

 ただ、簡単な道のりではなかった。「くじけそうな時、飛んできてほしくないなと思う時も何試合かあった。打撃でものすごく迷惑をかけてしまったので守備では絶対に貢献してやるという強い気持ちだった。切り替えの大事さを今年は痛感した」と苦悩の末に到達した偉業だったという。

 偉大な先輩である山本浩二氏が持つ10年連続10度のセ・リーグ記録にあと2年に迫る。菊池涼は「あと2年? 厳しいね(笑い)」と言いつつ「やっている以上はずっと取りたい。でも、そんなに甘い賞ではない。『アイツしかいなかったな』と言ってもらえるプレーヤーになっていたい」と連続受賞のさらなる更新に意気込みを見せた。