
「NPBアワーズ2020」が17日、都内で行われ、巨人の戸郷翔征投手(20)がリーグ新人特別賞を受賞した。
プロ2年目の若き右腕は、今季は開幕から先発ローテーションを守り抜き、19試合に登板して9勝6敗の防御率2・76とチームのリーグ優勝に大きく貢献。惜しくも新人王のタイトルは広島・森下に奪われたものの、飛躍の1年とした。
受賞後、取材に応じた戸郷は「何とか1年間ローテを守れたのがうれしかったですし、それに賞がついてきたのがうれしかったです」と笑顔。受賞の舞台上では「来季は今年以上の成績を残して、何かの賞を取ってここにまた来れるように頑張りたいと思います」と高らかに目標を語った。
報道陣を前にしたリモート取材では、一転「タイトルはあんまり気にしてないですけど、勝ち星というのを意識しながら来季は戦いたいなと思います」と、控えめに〝勝ち星量産〟を宣言。来季は最多勝のタイトルを獲得し、この舞台に戻ってくることに期待だ。
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