鷹のベテランユーティリティープレーヤ―・明石健志内野手(34)が16日、ペイペイドームで契約更改に臨み、年俸6500万円の2年契約でサインした。

 年俸1億円から減額制限に迫る35%ダウンで契約を結んだ。FA権を持っているとあって、行使の思いについて聞かれると「出て行くんだったら(FA権を取得した)3年前に出て行ってますね」とコメント。

 当時、悩みながらも残留を選んだ決断について「後悔はしてない」と言い切った上で「いい選手がドンドン出てくるチームだから、僕らも負けたくない気持ちできついことを頑張れたりする。いい刺激にもなっている。(そういった競争意識が)一年でも長くやるためには必要なことだと思う」と続けた。

 来季からは野手では唯一のダイエー戦士となる。「チームが勝つピースになりたい」と力を込めた。

(金額は推定)