中日・木下拓哉捕手(28)が15日、東海ラジオの「源石和輝!抽斗(ひきだし)!」に生出演し、爆笑トークを繰り広げた。

 前日、同番組に出演した梅津晃大投手(24)からの「イニングの合い間でふざけないでください。返球が変化球になってます」との伝言を受け取ると、木下拓は「ちょっと生意気ですね(笑い)」とチクリ。

 その理由として「特に意味はないですけど、キャッチャーで受けるのが仕事なんで、たまに(変化球を)投げたくなるのがただ梅津だったと。お前の(変化球)より俺の方がいいやろという意味もありますね。来季は捕れない変化球を梅津に投げてやろうと思います」といたずらっぽく笑った。

 今オフは全国放送のテレビ番組で大活躍。するとSMAPの「キムタク」(木村拓哉)ならぬ愛称の「キノタク」がツイッターでトレンド入りするなど話題となった。偶然にも同じ名前をつけてくれた「親に感謝です」と話し「木村さんぐらいイケメンだったらよかったんですけど。人生というのは紙一重ですね」と語った。

 もし侍ジャパン入りしたら他球団で受けてみたい投手を質問されると「今年シーズンで戦ってみてDeNAの守護神をされていた三嶋さんと(法政)大学時代にバッテリーを組んでいたので。今、他球団で一番受けてみたいのは三嶋さんですかね」と打ち明けた。

 同じトヨタ自動車の先輩で今季限りで引退した吉見投手に対しても言及。引退登板でマスクをかぶった木下拓は「試合前のブルペンから本当に引退する選手なのかなというぐらい良かった。あの日、投げた4球ともすべて良かったので、本当に最後まですごい人だなと改めてすごさを感じた。そのときの感触? 感触はもちろん消えてますけど、吉見さんが15年間やって来られて最後に(ボールを)受けられたのは死ぬまで自慢できることだと思う」としみじみ語った。