日本シリーズMVPの鷹・栗原 実質2年目の来季は「打率3割は残したい」

2020年12月11日 18時31分

ソフトバンク・栗原
ソフトバンク・栗原

 日本シリーズMVP男がさらなる高みを目指す。ソフトバンクの栗原陵矢捕手(24)が11日、所用のためペイペイドームを訪れ、来季に向けて大幅な打率向上を目標に掲げた。

 今季は実質1年目ながら118試合に出場して打率2割4分3厘、17本塁打、73打点とブレーク。特に得点圏打率は3割3分3厘と無類の勝負強さを発揮し、打点はリーグ4位タイだった。さらに日本シリーズでの大暴れで全国に名前を売った。

 勝負の〝2年目〟に向けて「打率3割は残したい」ときっぱり。本塁打、打点もまだまだ満足はせず、さらに量産するつもりでいる。鷹の外野陣は今季不振だった上林やバレンティンも控える激戦区。「もっともっと上を目指して、もっともっとやらないと、このチームでは生き残っていけない」と気を引き締めている。

 今季は課題も出た。9月に打率1割6分7厘、1本塁打、6打点とスランプに陥った。

「まだまだ一年間、戦える技術も体力もない。悪くなったときに立ち直るのが遅い。一年間やらせていただいて、改めてずっと結果を出し続ける難しさを感じた。疲れもそうだし結果も出なくなり精神的にも体力的にもきつかった」と振り返る。

 そんな反省を生かして今オフから「がむしゃらにバットを振るというよりも、しっかりとした崩れない形を決めないといけない。体力をつけないといけない」とシーズン通して活躍できる技術と体力を養っていく。

 小久保ヘッドコーチも就任会見で未来の主軸として名前を挙げた栗原。今年の経験を糧に打率5分以上の大幅な上方修正を成し遂げるつもりだ。