DeNAは11日、国内FA(フリーエージェント)権を行使した梶谷隆幸外野手(32)の退団を発表した。

 球団を通じて梶谷は「14年間在籍した球団には本当に心から感謝しています。また、FA権を取得することができたのは、チームの皆さんのおかげだと思っています。ファンの皆さまには、良い時も悪い時も14年もの長い期間応援していただきありがとうございました」と感謝の言葉。

 続けて「思い出としては、満員の横浜スタジアムで出場した際に盛大な拍手を送っていただいたことです。特に調子が悪い時であっても、代打での出場時にファンの皆さまから大きな声援と拍手を頂いたことはとてもうれしかったです。本当に感謝しています」とコメントした。

 DeNAから宣言残留を認められていたが、梶谷は悩み抜いた末に退団の道を選択。交渉を終えていた巨人への入団も同日に正式発表され、来季から〝敵〟としてYGユニホームに袖を通す決意を固めた。