西武・高橋光成投手(23)が9日、契約更改交渉に臨み、2700万円増の6700万円で来季の契約を更改した。

 6年目の今季は20試合(120回1/3)に登板し8勝8敗、防御率3・74の成績を収め、初めて規定投球回数をクリアした。

「ちょっと自分が高く見積もっていたところがあった。来年はもっと頑張れるように。圧倒的な数字を出していくしかない」と球団の提示額に戸惑いを見せながらも、それを来季の発奮材料とした高橋光。それでも大崩れすることがなくなった9月以降、後半戦の投球は進歩の証しであり現時点で来季の開幕候補の1番手であることは間違いない。

 高橋光は「後半戦は大崩れしなくなった。調子の悪い時でも何とか粘ったり、いい方向に行っていた。来年はそれを前半戦からできるように。先発として1年間ローテーションを守ることが大事なところ。それを最初からやるだけ」とさらなるステップアップを自らに課していた。(金額は推定)