巨人の炭谷銀仁朗捕手(33)が不振のシーズンからの巻き返しを誓った。

 9日、東京都内の球団事務所で炭谷は年俸1億5000万円の現状維持でサイン。来季は3年契約の最終年となる。選手会会長として新型コロナ禍のシーズン実施に尽力したが、個人としては大城の台頭もあり出場56試合で打率1割8分、1本塁打に終わった。

「(球団から)バッティングの方は数字がまた悪いんで改善してと。僕自身も重々、承知してますし、2番手3番手キャッチャーじゃなくてもう1回レギュラーを取るんだという強い気持ちでまた来年もやっていきたい」と前を向いた。

 日本シリーズも第2戦での途中出場のみ。「パ・リーグで長いことやってきたのにこの2年間、日本シリーズで何一つ力になれなかった。来年もリーグの方は3連覇してですね、何とか日本一を達成したい」とリベンジを狙う。 (金額は推定)