俺を抜いていけ―。7日の阪神の入団会見で指揮官の矢野燿大監督(52)がドラフト4位・栄枝裕貴捕手(22=立命大)に生涯ノルマを課した。

 猛虎の正捕手として一時代を築いた後継者としての働きを将来的に期待され、背番号は現役時代に矢野監督がつけていた「39」に決定。栄枝は「矢野監督が現役時代につけられていた番号なので、自分がキャリアを終えるときには39番は矢野監督ではなく栄枝の番号と言われるような活躍をしていきたい」と堂々宣言。

 横で聞いていた矢野監督も「抜かれたらちょっと悔しいですけど、すごく悔しくなるくらいぶっちぎりで抜いてもらいたいですね」と〝オレ超え〟を厳命していた。