ソフトバンク・小久保新ヘッド「クリーンアップの育成は大事」手腕試される〝ポスト柳田〟育成

2020年12月03日 21時15分

ホークスに帰ってきた小久保新ヘッド

 ソフトバンクの小久保裕紀ヘッドコーチ(49)が3日、ペイペイドームで就任会見を行った。背番号は90。球団からは次世代を担う野手の育成を託され、工藤公康監督(57)とのタッグでV5を目指す。選手に対して「厳しさと愛を兼ね備えた存在」として、さらなる常勝化へ向かうチームの〝引き締め役〟となることも宣言した。


 前日本代表監督の小久保氏が鷹のヘッドとして帰ってきた。2012年に引退してから9年ぶりの球団復帰。V5を目指すチームを支えることになる。選手には厳しさと優しさを持って接する。「強いチームに入っていく責任は重大。工藤監督と選手のパイプ役、コーチと監督のパイプ役でもある。厳しさと愛を兼ね備えた存在でありたいと思う」と所信表明した。

 現状のチームについては「他球団があきれ返るくらいの強さが今回の日本シリーズでも感じた」と評す。その上で求めたいことが球界の模範となり続け、名実ともに真の常勝軍団となること。「ホークスはリーダー的存在で球界を引っ張るチームになってきた。球界を引っ張る自覚を主力選手たちが個々に持てるような組織になれれば」と思いを口にした。

 そのために〝引き締め役〟も買って出るつもりでいる。王会長からは現役時代に「ベテラン選手、中心選手は手本になれ、背中を見せろ」と教えられてきた。常勝軍団であり続けるためにも、特にベテランや主力選手に対しては、期待するところは大きい。「ちょっと怖い存在でいれたらいいなと思っています。それは大事だと思う」と笑顔で〝予告〟し「強いだけじゃなく、いろんな面で隙のないチームにしていかないといけないと思っている。入って少しピリッとなればいいかなと思います」と続けた。

 球団からは次世代のクリーンアップ育成も託されている。背番号9の継承者でもある柳田は日本球界トップクラスの打者にまで成長した。しかし、さらに常勝を維持するためには〝ポスト柳田〟を育てていかなければならない。その役割も担う。「彼に次ぐクリーンアップの選手の育成は大事になる」と力を込めた。

 現役時代にも強いキャプテンシーでチームを引っ張った小久保ヘッド。工藤監督とのタッグで、最強集団をさらに上のステージに導く。