中日・勝野昌慶投手(23)が2日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、50%アップの年俸1650万円でサインした。
今季は開幕一軍こそ逃したが、7月11日に昇格すると、13試合に先発して4勝5敗、防御率3・88。「最後は4勝5敗で終わってしまったので、最後どうにか1勝して5勝5敗で終わりたかった。自分の借金はあるけど、来年につながるシーズンではあったので、よかったかなと思う」と納得の表情を浮かべる。
来季へ向けて今季8勝をマークした福谷の名前を挙げた。「同じ右投手ですし、たぶん右では一番評価が高いと思うので、来年は自分が一番になれるようにやりたい。防御率が今年は3点だったので2点台に、(勝利数は)5勝を超えられなかったので5勝して、福谷さんの8勝を超えられるようにしたい。1年間ローテーションを守れたらある程度数字はついてくると思うので、試合をつくることができる安定した投手になりたい」と目標を掲げた。(金額は推定)