中日・石川昂弥 高卒1年目で年俸15%減…本人は「即戦力の契約だったので、しょうがない」

2020年11月28日 20時45分

来季でのリベンジを誓った中日・石川昂

 中日・石川昂弥内野手(19)が28日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、225万減の年俸1275万円でサインした。

 初の交渉の席は「緊張しました」とポロリ。直前に「(契約更改を控えていた)梅津さんに、めっちゃ緊張するんですけど、言ったら『俺も緊張しちゃう』と言っていましたけど『大丈夫だよ』と言われました」と背中を押してもらえたという。

 高卒ルーキーでいきなり15%ものダウン査定となったが「1年目の契約が即戦力としての契約だったので、それに比べると全然試合にも出られていなかったし、まあしょうがないかなと思います」とあっけらかんと話す。

 正三塁手・高橋のけがによる離脱もあり、7月12日の広島戦で高卒新人では12球団最速デビュー。しかし、結局、14試合の出場にとどまり、36打数8安打の打率2割2分2厘、1打点に終わった。

 楽天的な性格の石川昂らしく、プロ初打席で二塁打を放ったことに「自分も打てると思っていなかった」。そこから21打席連続無安打とプロの壁にぶつかったことには「あのヒットが出なかった期間というのは、これからプラスになると思う」と、どこまでもポジティブだ。

 それでも一軍昇格後は慣れない環境のリズムに体重が3キロも落ちてしまったという。「あれだけ打てなかったことは(人生で)ないです。最初の方は打てなくても『打てるから大丈夫だよ』と友達や家族から連絡をもらって励ましになっていたけど、あそこまで打てないとその言葉すらイライラするぐらいまでいきました」と本音も漏らした。

 課題について「高卒で入ってボールのキレ、コントロールは全然違うなと感じた。まだ一軍でも二軍でもストレートに振り遅れる。プロの真っすぐを1球で仕留められるようにならないといけない」と飛躍を誓う。

 2年目の来季へ向けて「打撃のレベルをもっと上げたいし、体を強くして1年間戦える体をつくりたい。一軍でやることが目標。一日でも早くレギュラーとして一軍で活躍できるようになりたい」と意気込んでいる。(金額は推定)