FA権取得の広島・田中広に熱烈残留要請 河田HC「お前がおらんと寂しい」

2020年11月27日 20時02分

チームにとって欠かせない男だが…

 今季国内FA権を取得した広島・田中広輔内野手(31)が27日、マツダスタジアムを訪れて球団と残留交渉を行った。走攻守の3拍子が揃った遊撃手として注目が集まる背番号2は交渉後「時期が来ればお話しします。いろいろ考えてしっかりと結論を出したい」と話し、鈴木球団本部長も「ちょっと話をしただけ。毎日話はしている」とした。

 交渉は今後も続く見込みだが、田中広の去就をめぐってチーム内では残留を求める声が日々大きくなるばかりだ。先日は佐々岡監督が秋季練習中のグラウンド上で「残ってほしい」と直々に残留を要請。さらに、4年ぶりの広島復帰となった河田ヘッドコーチも「広輔がおらんくなったら、誰がショートやるん? お前がおらんと寂しい。面白くない」と電話で熱烈ラブコールを送ったことを明かしていた。

 今季から選手会長を務める田中広については「戦力という点で大きい存在であることは間違いないし、若い選手の精神的な支えとなっている面もある」(球団幹部)とチームのまとめ役として戦力以上の存在感を評価する声もある。

 周囲から残留を熱望されるなか、果たしてどんな答えを出すのか…。