巨人・岡本和真内野手(24)が2年連続シリーズ4連敗の責任を痛感した。

 本塁打(31本)、打点(97打点)のセ打撃2冠王として臨んだ背番号25を鷹バッテリーは徹底マーク。第1戦で千賀の内角球にバットを折られるなど、4戦13打数1安打、打率7分7厘と結果を残せなかった。

「昨年、4連敗してやり返そうという気持ちで臨んだ日本シリーズでしたが、まだまだいろんな意味でやらないといけないものがあると感じました。力足らずでこういう結果なのが現実」と屈辱の4試合を振り返ると「来年また優勝して、やり返したい」と前を向いた。

 もちろんチームの顔である4番の責任は重い。「僕がもっと打てばチームが乗ったと思うし、勝てることはできたと思います。この思いを絶対に忘れず、来年を迎えたい」とこの悔しさをバネにするつもりだ。