【日本S・第2戦】伊勢孝夫氏「大城では抑えられない!捕手を炭谷に代えるべき」

2020年11月22日 23時50分

中村晃の適時打で周東が生還。厳しい表情の高橋優貴(手前)と大城(右)

【伊勢孝夫・新IDアナライザー】巨人は日本シリーズ第2戦(22日、京セラドーム)も投打で圧倒された。今の打線ではソフトバンクの投手陣相手に5点以上は取れないだろう。点を取れないとなると、点をやらないことを考えた方がいい。私は捕手の大城を炭谷に代えるべきだと思う。大城は打撃はいいのかもしれないが、1、2戦とスタメンマスクをかぶっても抑えられていない。

 初回、一死一塁で柳田を迎えた場面でもカウント2ボール、1ストライクから内角を要求した。長距離打者に内角攻めはリスクを背負うが、投手の今村にすれば3ボールにしたくないので結果的に甘く入ってしまい、ものの見事に中越えの先制打を打たれた。読まれやすく、意表をつくような配球ができていない。

 ソフトバンクの嘉弥真は6回に一死一、二塁で丸を4球連続のスライダーで三振に仕留めたが、こういう極端なことをやっていかないといけない。内角でボールならまた外に戻るとか、私は見ていて8割以上当たった。配球の基本があるようでない。

 7回に4番手の鍵谷がデスパイネに満塁弾を浴びた場面ではカウント1ボールから高めの真っすぐを打たれた。鍵谷は真っすぐが速いといっても一死満塁なら併殺を狙ってゴロを打たせないといけない。ここで大城から低めに投げろ、というジェスチャーはなかったし、なぜ高め真っすぐなのか…。見ていて歯がゆかった。

 炭谷なら西武にいてソフトバンクを知っているし、目先を変えることができる。第3戦から場所が福岡に変わっても、今のソフトバンクの投手陣の弱点をつくのは難しい。点を取れないなら与えない方向でバッテリーが練り直さないといけない。炭谷の頭脳にかけてみてはどうか。

(本紙評論家)