再び同じチームに? 中日・荒木コーチ 同い年・福留は「やっぱりいい技術を持っている」

2020年11月22日 05時15分

今季は違うユニホームだった中日・荒木コーチ(左)と福留だが…

 中日・荒木雅博内野守備走塁コーチ(43)が阪神を退団した福留の実力に太鼓判だ。「(阪神退団が決まった後に)『どうするの?』と聞いたら『やりたいとは思っている』と言っていた。まだできそうですしね。やってほしいなと思います」と同い年の元同僚にエールを送った。

 荒木コーチは今季もベンチから福留を見ていて〝さすがだな〟と感じたシーンがあったという。それは9月18日の中日―阪神戦(ナゴヤドーム)。6回一死一、三塁の場面で福留は代打で登場すると中日・谷元から左犠飛を放った。「ポンと代打で出てきて150キロを投げる投手から初球を簡単に犠牲フライを打って1点取ったんですけど、やっぱりいい技術を持っている。あの経験は大きいですよね。できる人はなかなかいないので」。その勝負強さには感服している。

 福留は現役続行を希望しているが、まだ来季の所属球団は決まっていない。「やっぱり球団の考えがあるでしょうから。僕らは(チームに)来た人間の何がベストかを考えていく立場」と言う荒木コーチだが、本音としてはまた同じチームでやりたいとの思いもある。

「僕もこの球団にいるコーチの立場として、そういうことを言っちゃいけないかもしれないけど、やっぱり練習態度とか若手の見本になるのは間違いないですから。一緒にやりたいといえばもちろんやりたいですけど…。それはいろんなところでいろんな考えがあるでしょうから。とにかく彼が野球選手としての終わりをきっちりと飾ってほしいなという気持ち。どこでやっても」

 星野、山田、落合政権下の中日でともに汗を流し、名球会入りを果たすまで成長した荒木コーチと福留。2人が再び同じユニホームを着る日は来るのか――。