中日・高橋周平 成績とともに「トーク力」上昇中 〝オウム返し〟はもう過去! 

2020年11月20日 06時15分

「サヨナラ賞」のトロフィーを受け取る中日・高橋周

 中日・高橋周平内野手(26)の「トーク力」が目覚ましい成長ぶりを見せている。10月15日の阪神戦でプロ初の逆転サヨナラ3ランを放って初受賞した10、11月度の「スカパー! サヨナラ賞」(19日発表)の会見ではテレビの前で応援してくれたファンへの謝意を口にする一方で「欲しいタイトル」について問われると「目標はホームラン王です。目標というか、夢は。無理ですけど、はい。頑張ります」と言って笑いを誘った。

 昨季は就任1年目の与田監督からキャプテンに指名されると、責任感が芽生えて転機となり、自身初のベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。今季は9年目にして初めて打率3割超えを達成。この2年間でトーク力も着実にアップした。

 一昨年までのお立ち台では「貴重な一打となった? 貴重になりました」とインタビュアーの質問をオウム返ししたり、何を聞かれても「やりました!」を連呼して〝意味不明のヒーローインタビュー〟と揶揄されることもあった。

 それが今季のお立ち台では「まだまだ(新型コロナで入場)規制がありますが、僕たちは一生懸命頑張るだけなので、また熱い応援よろしくお願いします」とファンに心から訴える場面も。球団関係者は「周平は主将となってから成績はもちろん、しゃべりの方も随分と立派になってきた。来年も楽しみだよ」と目を細める。

 今季は8年ぶりにAクラス入りを果たした。来季に向けてキャプテンは「一番の目標である優勝はできなかったので、Aクラスで満足してはいけない。個人としては何か一つでもタイトルを取れるようにやっていきたいのと、個人としても優勝が一番の目標なので、それにつながるような活躍をしたい。来年こそは全員で優勝したい」。頼もしい限りだ。