巨人は19日、直江大輔投手(20)と山下航汰外野手(20)の2選手に自由契約とすることを通知した。

 両者はいずれも高卒2年目で右腕の直江は8月23日の広島戦(マツダ)でプロデビュー。3試合に登板して勝敗はつかず、防御率3・00の成績で10月に腰の手術を受けてリハビリ中だった。山下は昨季のイースタン・リーグで首位打者に輝き、今季は原監督から一塁手候補にも名前を挙げられたが、開幕前に右手有鈎骨を骨折し、昇格機会はなかった。

 球団は2人に育成契約を打診しており、故障に泣かされたホープたちは育成選手から再出発を図る見込み。これで支配下登録を外れ、育成となるのは鍬原、堀田、高木に続いて5人となった。