広島・森下暢仁投手(23)が18日「10、11月度大樹生命月間MVP賞」を受賞した。

 ルーキーながら先発ローテとしてフル回転した右腕はシーズン終盤にも真価を発揮した。10、11月は5試合に登板し4勝0敗、防御率0・24と圧巻の投球を披露。マツダスタジアムで行われた会見では「一日一日、絶対勝つという思いで取り組んできた。その結果勝ちがついてきたのかなと思う」と振り返った。

 終わってみれば10勝3敗、防御率1・91をマークし投手陣をけん引した右腕は「本当に上手くいった一年だと思うので、来年がちょっと心配です」と冗談めかしつつ「これ以上の成果が出せるのかという心配があるので、来年も勝てるようにしっかり準備していきたい」と2年目のジンクス打破に向けて意気込んでいた。