猫好きで知られるDeNAの乙坂智外野手(26)が初めて猫カフェを訪れ2020年シーズンと動物愛護問題を語った。ユーチューブの「HappyCats 723」で16日に配信された。

 15日、午後に乙坂が訪れたのは横浜市の「保護猫の家arigato(保護猫カフェ)」。動物愛護に関心があり、母親から「こういう場所があると教えられ、見てみたい。行ってみようと思った」と説明した。

 インタビューは同カフェを運営する藤村晃子氏(非営利一般社団法人日本動物虐待防止協会代表理事)が担当。野球ファンの藤村氏から今シーズンの総括を求められた乙坂は「優勝できず苦しい一年でした」と振り返った。コロナ禍でのプレーについては「異例のシーズンで、調整法とかも勉強になった」と振り返った。

「ブル」という名前の猫を飼っている乙坂だが猫カフェは初めて。「猫ちゃんたちが人なつっこいなという印象ですね。自分のペースだったり、いろんな猫ちゃんがいる。結構、ゆるい気持ちになれますね」と癒やし効果を強調。猫じゃらしでカフェ内の猫と遊びながら「猫ちゃん」を連発する姿はすっかり愛猫モードだ。

 乙坂は同カフェがコロナ禍で運営が困難になった際に行ったクラウドファンディングでも支援したという。ペットショップでの売れ残りや捨て猫などの殺処分を「何とかしたい」と力を込めた。

 藤村氏から保護猫の引き取りはどうかと聞かれれると「今は主(ぬし)がいるので、ぜひ」と前向きに答えた。また、横浜スタジアムでの保護猫キャンペーンや譲渡会の実施など球団とのコラボ提案にも協力の姿勢を示し、改めて動物愛護の重要さをアピールした。

 動画再生による広告収入は保護猫活動にあてられる。