パ・リーグ王者のソフトバンクが15日、2位ロッテとのCS第2戦(ペイペイドーム)に6―4で勝利して日本シリーズ進出を決めた。

 工藤監督は「選手たちがどうすれば勝てるのか、抑えられるかをコーチの皆さんとミーティングで対策を練って、準備してくれたおかげだと思う」と語りナインをねぎらった。

 昨季のCSファーストステージ第2戦から、これでポストシーズン12連勝。それでも指揮官は「このCSはロッテさんに対して2勝という形で終わりましたが、ひとつ間違えれば2連敗という可能性もありました。それくらい緊迫した試合だったと思う。本当に僅かな差というところだったと思う。シーズンも通してロッテさんは強かった」と相手をたたえた。

 次は4年連続の日本一を目指して巨人と戦う。日本シリーズも2018年の第3戦から現在8連勝中の強さを誇るが、「我々はパ・リーグの代表として日本シリーズに出ることになった。4連覇できるように頑張っていきたい」と謙虚に誓った。

 就任以降5度目の日本一に向けて油断はまったくない。