広島・大瀬良に〝焦るな指令〟 森下の奮闘でオーバーワーク危惧

2020年11月14日 05時15分

〝焦るな指令〟が出された広島・大瀬良

 広島・大瀬良大地投手(29)にチーム内から〝焦るな指令〟が出されている。

 今季は2年連続開幕投手に指名され先発ローテの柱として期待されたが、右ヒジの不調により思うような投球ができず9月6日に2度目の登録抹消。その後、右ヒジの手術に踏み切り5勝4敗、防御率4・41に終わった。

 現在は「レベルアップして戻れることに越したことはない。やることはたくさんある」と来年の春季キャンプを万全で迎えるために必死にリハビリに取り組んでいる。ただ、周囲が気に掛けるのは使命感からの〝オーバーワーク〟だ。

「責任感が強いので来年こそは自分がやらないといけないと思っているはず。でも、無理はしてほしくない。今年は森下が頑張ったからね。人の成績に左右されるタイプではないが『俺も頑張らなきゃ』と感じているかもしれない」(チーム関係者)。

 入団以来、助言を送ってきたドラフト1位の森下暢仁投手(23)は新人ながら中日・大野雄や巨人・菅野、阪神・西勇ら各球団のエースとタイトル争いを演じる活躍ぶり。結局10勝3敗、防御率1・91と圧巻の数字で新人王をほぼ手中にし、一気にエース候補となった。

 ただ、だからといって入団から数年に渡って投手陣の大黒柱を務めてきた大瀬良の存在感が薄れるわけではない。

 V奪還に向けて背番号14の完全復活は必要不可欠。だからこそ、じっくりゆっくりといきたいところだ。