ソフトバンク・栗原「神頼み」でCS準備万端

2020年11月11日 21時21分

5回、右越えに本塁打を放った栗原

 4年連続日本一を目指すソフトバンクは11日、本拠地ペイペイドームで紅白戦を行い、14日から始まるロッテとのクライマックスシリーズ(CS)に向けて調整した。工藤公康監督(57)は「緊張感や独特の雰囲気に対処するには準備が大事」と、全体練習前に選手を集めて訓示。〝短期決戦の鬼〟らしく、抜かりない準備の徹底をチーム全体に求めた。

 紅白戦では、今季ブレークした栗原陵矢捕手(24)が存在感を発揮した。左腕・川原から右翼席へ豪快な一発。中軸も担う若鷹は「短期決戦なので調子がどうとか言っていられない。緊張した中で、自分のやれることをやらないといけない」と責任感をのぞかせた。今季はリーグ4位タイの73打点、同5位の得点圏打率3割3分3厘の勝負強い打撃が光った。CSで対戦が濃厚なロッテのチェン・ウェインからレギュラーシーズンでは2本塁打をマーク。この日の一発も、好相性の相手左腕打ちを期待させるアーチだった。物おじしない性格で、ポストシーズンでも打線のキーマンとなり得る存在だ。

 今季は柳田に次ぐ118試合に出場。シーズンを全身全霊で駆け抜けたが、つかの間の休息を利用して英気を養った。佐賀に足を延ばし「〝きっとうまくいく神社〟にいきました。お守りを買って、神頼みです」とリフレッシュを兼ねた小旅行。日本三大稲荷に数えられる「祐徳稲荷神社」で、ポストシーズンでの活躍を願った。

「いろんなやれることをやって結果を待ちたい」。シンデレラボーイも準備は万端だ。