阪神・藤浪に打線の援護なし 5回無失点も本拠地白星ならず

2020年11月11日 20時10分

5回無失点の好投を見せた藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手が、シーズン最終戦となる11日のDeNA戦に先発登板。5回を投げ4安打無失点も、打線の援護に恵まれず、2017年4月27日以来となる本拠地での白星は来季へ持ち越しとなった。

 初回から何度となく得点圏に走者を背負ったが、この日は終始安定した投球を披露した。最大のピンチは5回。柴田と中井に連打を浴び無死一、三塁とされたが、ここから大貫、戸柱、宮本を圧巻の三者連続三振。常時150キロを超える直球に加え、カットボールなどの変化球にも冴えを見せた。

 この日の甲子園は気温11度にまで冷え込む寒さ。「気温など難しいコンディションもありましたが、粘ることができたと思います」と振り返った背番号19は「なんとか能見さんまで良い形でつなぎたいと思っていたので、そういう意味では0点で抑えることができて良かったですし、この後の投手も精一杯応援したいと思います」と、この日、タテジマ最後のマウンドに臨む予定のチームメート・能見を気遣った。

 新型コロナウイルス感染に加え、練習への遅刻で二軍落ちの憂き目にもあった波乱の2020年。1勝6敗、防御率4・01と物足りない成績でシーズンを終えることになったが、数字には表れない確かな成長の跡も感じさせる87球だった。

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