巨人・岡本〝2冠王〟当確! 畠&戸郷&高橋で虎・大山を完封

2020年11月10日 23時09分

大山(手前)が打ち上げた捕邪飛の行方を見守る原監督

 勝負あったか――。巨人・岡本和真内野手が自身初となる最多本塁打のタイトルをグッと引き寄せた。

 10日の阪神戦(甲子園)で、岡本は通常通り「4番・三塁」でスタメン出場。結果は3打数無安打で、押し出し四球を選んで打点をリーグ単独トップの97まで伸ばした。同1位の31本塁打からの上積みこそできなかったが、投手陣から大きな〝援護射撃〟を受けた。

 28本塁打で岡本を追走する阪神・大山が、この日は「1番・三塁」で先発出場。当然、打順が回る機会が増え、それだけ本塁打が出る確率は上がる。試合前の時点で残りは巨人、阪神ともに2試合。大山を抑えれば、岡本のタイトル奪取にも大きく前進する一戦だった。

 先発の畠は初回の大山との対戦で151キロ直球で遊飛に打ち取り、3回の2打席目は高めのカットボールで捕邪飛。2番手で登板した戸郷も5回に内角高めの直球を振らせて、またもや捕邪飛に仕留め、4番手の高橋も低めのスクリューで詰まらせて三ゴロ。4打席とも凡退させ、3本差をキープしたまま、ともに残り1試合となった。

 結果的に5投手が阪神打線に8回一死まで安打を許さず、4―0の完封リレーで快勝。原監督も「1安打だってね。やや無駄なフォアボールっていうのは何個かあったけれども、まあいいと思いますね」と投手陣の仕事にえびす顔だった。

 28本塁打で大山と並ぶ2位タイのヤクルト・村上は、この日の広島戦(神宮)で本塁打が出ず全日程を終了。岡本の2冠王が、いよいよ間近に迫ってきた。