歴史に残る記録達成だ。広島の鈴木誠也外野手(26)が10日のヤクルト戦(神宮)に「1番・右翼」で先発出場。試合前の打率は2割9分5厘だった鈴木誠はヤクルト投手陣を立ち上がりから攻め立てた。

 初回は右中間を破る二塁打。2回二死走者なしでは左前打を放ち、3回一死一、二塁では右翼線への適時二塁打。鈴木誠は「走者をかえすことができて良かったです」と話した。この時点で3打数3安打で打率が3割ちょうどとなり、代走・野間と交代した。

 広島は1試合を残しているが、このまま打率が確定すれば5年連続の打率3割で球団史上初の快挙となる。