プロデビューにも課題が残った。ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が10日の広島戦(神宮)にプロ初先発し、3回途中5失点でKOされた。

 9日の登板前日は「緊張感はありましたが、眠れないということはありませんでした」という奥川。プロ初先発を「初めて神宮のマウンドに上がってたくさんのヤクルトファンの方々の声援もあり、気持ち良く思いっきり投げることができました」と振り返った。

 それでも「状態としてはあまり良くなかったです。初めてのマウンドにも対応できなかったし、修正ができないままズルズルといってしまい早い回での降板は非常に悔しいです」と唇をかんだ。しかし、最後には「もっともっとレベルアップしないといけないと思いました。頑張ります」と前を向いた。