オフにポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦を表明している日本ハム・有原航平投手(28)が9日、取材に応じた。

 今季開幕前には「挑戦する気持ちはぶれない」と話してた有原だったが「僕自身はそういうふうな気持ちでやってきたので(大リーグ挑戦の意思は)変わらないですね」と改めて告白。球団側との交渉は「(ポスティング容認の可否は)まだ全然してないです。しっかり話し合っていきたいなと思います」と、シーズン終了後に開始することを明かした。

 今季の有原は20試合に先発し、8勝9敗の防御率3・46。24試合に先発し、15勝8敗の防御率2・46で最多勝のタイトルを獲得した昨季の成績と比べると見劣りするものとなったが、自身が強いこだわりを見せる完投数は3試合と、昨季より2試合増えた。既に現地メディアは「複数球団が興味を示している」と報じており、正式にポスティングが容認されれば右腕の夢も現実味を増しそうだ。