「〝死に場所〟与えてやればいい」 中日の助っ人大量解雇は…福留、内川獲得の布石か

2020年11月09日 05時15分

福留(左)と内川

 これは伏線なのか。中日は8日に外野手のアルモンテとシエラ、中継ぎで28試合に登板したゴンサレスにロメロ、育成契約のブリトーの3投手と来季契約を結ばないと発表した。この助っ人大量解雇にOBや関係者から「福留に〝死に場所〟を与えてやればいい」「内川は必要」との声が噴出しているのだ。

 阪神・福留孝介外野手(43)とソフトバンク・内川聖一内野手(38)は既に今季限りでの退団が決まっている。特に福留に対しては中日で育った選手ということもあり、ドラゴンズ復帰を期待する声は大きい。来年で44歳という年齢がネックになるとの見方もあるが、重鎮OBの1人は「年俸3000万円ぐらいで代打に専念すれば」との条件付きで福留獲得を猛プッシュする。

 中日では外野の控えである遠藤(打率2割1分1厘)、井領(2割)、武田(1割9分2厘)がパッとしなかった。そのため別のOBも「福留の方が相手投手に与えるプレッシャーは全然大きいよ」と言い、選手層の薄い中日なら代打の切り札になれると見ている。

 OBや関係者の間には「42歳でチーム最年長の山井が現役引退となったら、山井より年上の福留を獲得するわけにはいかないだろう」との見方もあったが、山井は来季も現役続行が決定した。福留の古巣復帰への障害はない。

 中日は得点力不足と野手陣の層の薄さが来季への課題となっている。現役続行を希望する福留と内川にどんなアクションを見せるのか、気になるところだ。