最高の場面で最高の一発が飛び出した。ヤクルトの山崎晃大朗外野手(27)が8日の巨人戦(東京ドーム)に「2番・左翼」で先発出場。1―3の8回無死満塁で打席が回ると巨人4番手の田中豊の初球、137キロのスライダーをとらえて右翼スタンドへ。逆転の3号満塁弾を放った。

「みんながつないでくれたチャンスだったので、甘い球を積極的にいくつもりでした。逆転できて良かったです」と笑顔を見せた。

 この日は初回一死で二ゴロ、4回無死走者なしでは遊ゴロに倒れたが、6回二死で右前打を放った。