日本ハム低迷の原因は捕手…他球団007から同情の声

2020年11月05日 05時15分

2敗目を喫した吉田輝星

 リーグ5位に終わった昨季に続き、2年連続Bクラスが確定している日本ハムにはライバル球団も同情的だ。思うように若手投手が伸びていない現状について「捕手がもう少ししっかりしていれば…」との声が、そこかしこから聞こえてくる。

 4日の西武戦(メットライフ)では2年目の吉田輝星(19)が先発し、自己ワーストの2回8失点で今季2敗目を喫した。「走者を背負ってから粘ることができず悔しい結果になった」と言う本人の力不足もさることながら、初回に先発マスクの宇佐見の捕逸でピンチが広がり4失点したことも響いた。

 今季の日本ハムではチーム最多の80試合に出場している宇佐見が、ともにリーグワースト3位の6捕逸&5失策。67試合出場の清水にいたってはリーグワーストの7捕逸&8失策と目も当てられない惨状だ。この日は3回にバッテリーごと交代となったが、捕手にポロポロとやられては投手も安心して投げられない。

 この状況に他球団のスコアラーは「日本ハムは捕手陣がもう少ししっかりしていれば、輝星に限らず、ドラ1の河野らももう少し勝ち星を挙げれたと思う。ちょっとふびんに思う」と指摘。続けて「若手バッテリーでともに成長し合う方針なのは分かるが、経験豊富な捕手の存在がいれば…と個人的には思います。鶴岡はいるけど、コーチ兼任だからなかなか難しいでしょうし」と話す。

 今ドラフトでは即戦力捕手として期待がかかる古川(上武大)を3位指名したが、若手投手の育成までも担わせるのは酷な話。来季も若手主導のバッテリーで戦うのか、はたまた経験値の高い捕手を他球団から獲得するのか。捕手陣の立て直しが〝育成王国〟復権の鍵を握る。