広島・遠藤が大胆投球術で5勝目「この経験を無駄にしたくない」

2020年11月04日 23時27分

遠藤はお立ち台でガッツポーズ(代表撮影)

 広島・遠藤淳志投手(21)が4日の巨人戦に先発。自身2度目の完投で5勝目を挙げた。初回こそ先頭打者に四球を与え不安定な立ち上がりとなったが、無失点で切り抜けると抜群の安定感を発揮した。低めを丁寧に突く投球で巨人打線を圧倒。6回には一死二塁のピンチでクリーンアップを迎えたが、坂本を右飛、岡本を空振り三振に抑えて無失点を継続した。

 大胆な投球術が結果を生み出した。今年は慎重になり過ぎるあまりに四球から自滅というパターンが多く、佐々岡監督からも「四球が課題」と苦言を呈されることもしばしば。しかし、この日は「ゾーンで勝負することを忘れずに投げられた。今日が(今季)最後のマウンドだったので絶対に負けたくなかった」とストライク先行の投球に徹して四球をわずか1つに抑え成長ぶりを発揮した。

 打っても5回の第2打席に安打を放って先制のホームを踏むなど勝利への執念を披露。打線も応え長野に9号ソロ&適時打が生まれるなど終盤に援護点を挙げた。遠藤は9回に1点を失ったものの、8月2日の巨人戦(東京ドーム)以来となる完投勝利で「来季につなげるために、この経験を無駄にしたくない」と口にした。チームも引き分けを挟み今季最長となる6連勝となった。